「一発逆転は狙わない」年間約876万円の配当・分配金を見込む投資家が、まとまった資金を受け取った後にしたこと

配当や分配金を増やした人は、どこから資金を用意し、何に投資してきたのか。2026年の配当・分配金を年間約876万円と見込む配当ウサギさんは、動画で学んだ方法から始め、ある時点で自分の判断で運用を変えた。全4回の第3回では、受取額が大きく伸びた背景と、資金の入れ方、運用を切り替えた理由を聞いた。
みんかぶマガジン特集「決算シーズンに考える、株と資産形成の最適解」
「将来のお金」と「今使うお金」、2つに分けて考えた理由
投資を学び直すなかで一番納得できたのが、動画で学んだ、インデックス投資と高配当投資の両方を持つ考え方でした。将来のためのお金と、今使うためのお金を、分けて考えればいいと思ったんです。
私の中では、インデックス投資は老後など働けなくなったときに備えて、遠い将来に向けて資産を育てるためのもの。一方、高配当投資は配当や分配金として実際にお金を受け取れるので、今や近い将来を楽しむためのものと考えています。将来に備えながら今の暮らしも楽しみたい私には、この2つを分けて持つ考え方がしっくりきました。
そこで高配当投資では、まず米国の高配当ETFであるVYM、HDV、SPYDの3本を中心に買い、定期的に入る分配金を楽しみにしながら続けています。その後に少しずつ日本株も加えていきました。
52万円から約876万円見込みへ、積み立てだけでは届かなかった受取額
こうして続けてきた配当・分配金は、記録を振り返ると、2020年が10万円程度、2021年が年間約52万円、2024年には約190万円まで増えていました。2025年は約490万円になり、2026年は約876万円を見込んでいます。
ただ、この受取額は、毎月の少額の積み立てだけでつくったわけではありません。土台にはまとまった元手があり、2025年にはその使い方を大きく変えています。