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4つのキーワードを抑えろ!2025年、ブレイクを果たす「グロース銘柄」…タイミー、PKSHA 

本稿で紹介している個別銘柄:タイミー(215A)、iSpace(9348)、QPS研究所(5595)、アストロスケールHD(186A)、PKSHA Technology(3993)、ソラコム(147A)

 近年の国内株式市場は大型株中心の展開が続いており、グロース市場は低迷が続いている。低迷3年目の2025年はグロース銘柄の巻き返しが見られるだろうか?2025年に注目されるグロース銘柄とその業界を取り上げる。みんかぶプレミアム特集「ブレイク予測!最強銘柄」最後となる第12回は「グロース銘柄」ーー。

目次

大型株中心の相場が続く国内株式市場

 コロナ禍の中での海運銘柄の大幅高、そして2024年の三菱重工を始めとする防衛銘柄の上昇など、近年の株式市場は大型株中心の展開が続いています。2024年は三菱重工が2倍以上の上昇を見せており、リスクのあるグロース株に投資せずとも、三菱重工クラスの大型銘柄への投資で十分な投資パフォーマンスが得られています。

 その一方でグロース市場は停滞しており、東証グロース指数は2024年も2022年1月の急落後の水準で横ばいの状態が続きました。

IPO銘柄はコンスタントに発生している

 グロース指数の低迷の反面、IPO銘柄は2022年以降もコンスタントに発生しています。2022年91銘柄、2023年96銘柄、2024年86銘柄がIPOを行いました。若干の減少傾向は見られるものの、2022年の低迷後もグロース市場には新たな銘柄の供給が続く状態です。

 しかしIPO銘柄の株価は今一つの状態です。特に2024年は初値天井となる銘柄が多く、IPO銘柄の上場後の株価推移に投資家は不満を募らせています。

今後成長が期待できる業界4選

 グロース銘柄は市場の成長に後押しされる部分が大きいです。今後も市場の成長が見込まれる業界としては以下があげられます。

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この記事の著者
石井僚一

金融・投資ライター 大手証券グループ投資会社への勤務を経て、個人投資家・ライターに。株式や為替の関連記事、IPO関連記事、資産運用記事などを執筆中。ブックライティングやインタビューも手掛けている。 Twitter:@writerIshii

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