不動産・株・投信だけじゃない? 富裕層がやってきた「第三の投資」が1万円から始められる時代に オルタナバンクで始めるオルタナティブ投資入門
投資家にとって、分散投資はポートフォリオ管理の重要な要素のひとつです。株式投資家であれば、不動産CFや投信を組み合わせて分散を図っているケースも多いでしょう。しかし、相場が大きく崩れた局面では、それらが株式と同じ方向に動いてしまうことがあります。これは、本質的な分散とはいえません。日本で一般的な不動産CFや国内中小企業向け融資は、いずれも国内の景気動向に連動しやすい資産です。
この課題に対して、世界の機関投資家はポートフォリオの20〜30%を「オルタナティブ投資」と呼ばれる資産クラスに充てることで、相場の変動に左右されにくい資産基盤を築いています。しかしこの世界は長らく、プライベートバンクや大手機関投資家だけに開かれたクローズドな市場でした。それを1万円から可能にしたのが、SAMURAI証券が運営するオルタナバンクです。
オルタナバンクが実施した利用者アンケートによると、ユーザーの約80%以上が株式取引を行っており、そのうち約30%が相場の急激な暴落・急変動を投資における課題として挙げています。株式投資を続けながら、オルタナバンクを分散先の一つとして取り入れているユーザーが多いことがうかがえます。
オルタナティブ投資とは?株・債券と何が違うのか
オルタナティブ投資とは、株式・債券といった「伝統的資産」以外の投資対象の総称です。不動産・インフラ・プライベートクレジット・非上場株式などが代表的な例として挙げられます。
株式投資が「企業の未来の成長に賭ける」投資であるのに対して、オルタナティブ投資は「資産そのものが生み出すキャッシュフローに投資する」という発想です。太陽光発電所であれば売電収入、融資であれば利息収入が直接リターンになります。企業の業績や株式市場の動向に左右されにくいため、ポートフォリオ全体のリスクを下げる効果が期待できます。

特に、不動産CFや株式投資はすでにやっているが、ポートフォリオをもう一段階本格的に分散したいと考えている方に向いています。市場の値動きに振り回されず安定した利息収入を得たい方、相場の急変動時にも影響を受けにくい資産を持っておきたい方にも相性がいいでしょう。
機関投資家も注目する資産クラスにアクセスできるオルタナバンク
オルタナバンクは、SAMURAI証券株式会社が運営する投資型クラウドファンディングのプラットフォームです。貸付を行うSAMURAI証券のグループ企業が企業への融資審査を行い、その貸付債権を小口化してファンドとして組成します。投資家はそのファンドを1万円から購入でき、企業が返済する利息と元本が分配金として戻ってくる流れです。

一般的な貸付型CFのプラットフォームが案件を持ち込まれて審査・掲載するモデルであるのに対して、オルタナバンクは自らがアンダーライターとして投融資判断の主体となり、裏付け資産の質・キャッシュフロー構造・セクター固有のリスクを精査したうえで組成・販売しています。これはまさに機関投資家がプライベートクレジット戦略で行っていることと、同じ発想に基づいた仕組みです。
これまでプライベートクレジット投資にアクセスするには、プライベートバンクを通じた数千万〜数億円規模の投資が必要でした。オルタナバンクはテクノロジーと小口化によってその壁を取り除き、機関投資家と同じ資産クラスへの扉を個人投資家に開いています。

自らアンダーライターとして組成 他の貸付型CFとの本質的な違い
同じ貸付型CFの中でも、オルタナバンクには明確な差別化ポイントがあります。

一般的な貸付型CFが国内不動産・中小企業向け融資中心とするものが多いのに対して、オルタナバンクはマイクロファイナンス・リース債権・蓄電池開発など、業界も国も分散した多様な資産を裏付けとするファンドを提供しています。国内株式市場の動向に左右されにくい構造が、他社との大きな違いです。
2つのスキーム リコース型・ノンリコース型の違い
オルタナバンクの商品の特徴の一つとして、「ノンリコース型」と「リコース型」という2つのスキームを使い分けている点があります。

【ノンリコース型】
本商品は、対象となる貸付債権や、その裏付けとなる担保資産(不動産や太陽光・蓄電池などのエネルギー施設)のキャッシュフローに直接連動する構造です。リターンの源泉が融資先の業績ではなく「担保資産そのものの価値」にあるため、より純粋なオルタナティブ投資としての性質を持ちます。
また、貸付先が当該貸付債権の元利金以外の資産をもって返済する義務を負わない融資形態(ノンリコース型)であるため、最終的な信用リスクは実質的に投資家が負担することになります。したがって、最終資金需要者の信用状況等により貸付債権の回収に支障が生じた場合には、投資元本および分配金に影響を及ぼす可能性があります。
【リコース型】
融資先企業に万が一のことがあった場合、ファンドの営業者と運営者である貸金業者の間の金銭消費貸借契約をリコース(遡及型)にする設計です。リコース契約では、運営者は融資先企業からの返済回収の有無にかかわらず、自己資金を含めた自らの財産をもって営業者への返済義務を負います。そのため、融資先企業の個別の返済状況や返済時期のブレが、営業者への返済スケジュールに直接連動しにくい構造となっています。1ヶ月・年率9.9%(税引前)という「極シリーズ」が実現できているのも、このリコース型の設計があるためです。
株式市場に左右されない選択肢 不動産CF・株式投資との比較
オルタナバンクを自分のポートフォリオにどう組み込むか。他の投資との違いを整理しておきましょう。

不動産CFと比較すると、利回り帯は近いものの 、投資対象の地理的・セクター的な分散度合いがオルタナバンクの方が高い点が大きな違いです。不動産CFをすでにやっている方にとっては、同じ「値動きのない固定利回り資産」でありながら、より広い分散が図れる選択肢と言えます。
株式投資との組み合わせで考えると、株式市場との連動性が低い点が補完関係として機能します。相場が急変動する局面でも、オルタナバンクのファンドは運用期間中の評価額が変わらないため、ポートフォリオ全体のブレを抑える効果が期待できます。
安定した運用基盤を1万円から。オルタナバンクで始めるオルタナティブ投資
オルタナティブ投資はこれまで、富裕層や機関投資家だけがアクセスできる世界でした。しかしオルタナバンクの登場によって、マルチセクター・グローバルなプライベートクレジット投資が1万円から始められる時代になりました。
株式市場と連動しにくい資産をポートフォリオに加えることは、単なるリスク分散にとどまらず、相場環境に左右されにくい安定した運用基盤を作ることにつながります。これまで一部の投資家だけに開かれていたオルタナティブ投資を検討してみてはいかがでしょうか。
