「会社員ではお金持ちになれない」は誤り!富裕層が教える“給料以外の収入”を作る方法
お金を稼ぐために投資や起業に注目が集まる中、高利益率のストック型ビジネスを複数展開する株式会社RAVIPA社長の新井亨氏は、「会社員でも億越えは可能」だと話す。会社員という立場を生かしながら資産を築く方法について、新井氏が解説する。全3回中の2回目。
※本稿は、新井亨『トップ1%の富裕層が子どもに伝える 世界一のお金の教育』(KADOKAWA)の一部を抜粋・再構成したものです。
お金持ちになるために必要なのは才能より仕組み
あなたは、「お金持ちになれるのは特別な人だけ」と思っているかもしれませんが、大切なのは突出した才能ではなく、「一度作った仕組みを何度も回す」という発想です。
フリーのWebデザイナーの仕事で考えてみましょう。たとえば、副業で月1件10万円の案件を受け、まずは全力で「完璧な仕事」をする。それが信頼になり、紹介やリピートにつながります。
これが仕組みづくりの第一歩です。次に、仕事の流れをマニュアル化します。ヒアリングシート、制作手順、修正対応、納品形式を整え、通常の「半分の時間で同じ成果」が出せる体制をつくる。
同じ時間で2件受けられるようになれば、時間が味方になります。さらに外部パートナーに1件5万円で制作を任せれば、あなたには受注と品質管理だけで、1件につき5万円の収入が自動的に入ってきます。
この時点で、あなたは「時間ではなく仕組み」を売っているのです。
どんな職業でも「仕組み」は応用できる
この方法は、クリエイターに限らず、どんな職業でも応用できます。
営業経験があるなら提案書テンプレートを商品化。
エクセルが得意なら自動化マクロをデジタル資産にする。
一度作れば、時間を使わずに何度も価値を生み出せます。
たとえば、YouTube の動画編集などのオンライン講座も同じです。
最初にコンテンツを作るまでには時間と努力が必要ですが、一度完成すれば、あなたが働いていない時間でも多くの人が利用することができます。
つまり、一度作った価値が何度も収益を生み出す仕組みになっているのです。
このような「時間に縛られない収益」が増えていくほど、働き方の自由度は大きく広がっていきます。
会社員最大のリスクは、収入源が給料だけであることで、もし会社の業績が悪化したら、収入にも家計にも影響があるのです。
だからこそ必要なのは、「自分の代わりに働く仕組み」を持つことなのです。
最初の仕組み作りは面倒で、時間もかかりますが、一度完成すれば、あとは時間があなたの味方になり、仕組みが働き続けてくれるからです。
「時間を売る人生」から「仕組みを育てる人生」への変換があなたの未来を豊かにする道なのです。
会社員は「信用」を活用せよ
「会社員ではお金持ちになれない」と思っている人は多いかもしれません。
確かに、会社の給料だけで大きな資産を築くことは簡単ではありません。毎月の給与はある程度決まっていますし、大きく増えることも少ないからです。そのため、「お金持ちになるには起業しなければならない」と考える人も多いでしょう。
しかし実際には、この考え方は必ずしも正しくありません。会社員であっても、お金持ちになることは十分に可能です。むしろ、会社員という立場を上手に活かして資産を築く人はたくさんいます。
その理由の一つが「安定した収入」です。会社員は毎月の給与が比較的安定しています。
この安定した収入は、資産形成を行ううえでとても大きな強みになります。毎月の収入が安定していることで、計画的に貯金や投資をしたりすることができます。
たとえば、毎月一定の金額を積み立てて投資をして長期的に資産を育てていく。こうした方法は、安定した収入がある人ほど取り組みやすいものです。
さらに会社員にはもう一つ「信用」という大きな強みがあります。金融機関は、安定した収入のある人を高く評価します。そのため、住宅ローンや不動産投資の融資を受けやすいというメリットがあります。
実際に、不動産投資を始める人の多くは会社員です。私がMBA取得コースに通っていたときも、多くの同期が経営者でなく会社員や会社役員でした。
それでも全員がお金の知識を持ち、給与以外の収入を作る仕組みを持っており、お金に悩んでいる人はほとんどいませんでした。
会社員として働きながら、金融機関から融資を得て不動産を購入し、家賃収入を得たり、給与の一部を長期で株式投資をして資産を増やしたりしていたのです。
つまり、会社員の信用を活用することで、資産形成のチャンスを広げることができるのです。
会社員でも「億超え」は可能
また、近年では副業という選択肢も広がっており、本業で安定した収入を得ながら、副業で新しい収入源を確保することで資産を作る人もいます。最初は小さな収入でも、続けていくうちに大きな収入になることもあります。
このように、会社員として安定して働きながら別の収入の柱を作ることは十分に可能なのです。
むしろ、最初からすべてを賭けて起業するよりも、会社員としての収入を持ちながら挑戦する方がリスクは小さくなります。
収入の基盤を持ちながら、新しい挑戦ができるからです。実際に成功している人の中には、会社員時代に資産形成を始めた人が多くいます。副業から始めた人、少額から投資を始めた人、収益不動産を購入した人は、こうした小さな積み重ねによって、少しずつ資産を増やしていったのです。
つまり、問題なのは会社員という立場ではありません。問題なのは、金融知識をつけて正しい方法で行動できるかどうかです。会社員だから無理だと決めつけてしまえば、何も変わりません。
しかし、正しい方法で行動を続ければ、会社員でも億を超える資産を築くことはできます。
華僑の人たちも、安定した収入を活かしながら資産を増やす方法を大切にしています。
収入の一部を投資に回して副業で収入の柱を増やし、資産収入を少しずつ積み上げる。
こうした習慣が、長い時間の中で大きな差を生みます。大切なのは、会社員かどうかではなく、収入をどう使い、どう増やしていくかです。
正しい方法と行動の継続で、会社員でも十分にお金持ちになることができます。
