副業で月商100万円の凄腕ビジネスパーソンが教える在宅副業で稼ぎたい人が最初にやるべき「2つのアクション」と副業に向いている人の特徴
副業を取り巻く環境は、AIの台頭や市場の成熟によって大きく変化している。かつて「時給・作業の切り売り」や「SaaSの立ち上げ」で成果を出してきた清水正樹氏は、現代の副業市場をどのように捉え、最新ツールをどう活用しているのか。
最終回となる本稿では、プロンプトを駆使したAI作業効率化テクニック、ライフステージの変化に伴う「ライスワークからライフワークへ」の意識転換、そして副業に向いている人の特徴と「今日から始めるべき具体的アクション」を清水氏に語っていただいた。全3回の第3回。
みんかぶプレミアム連載「在宅副業、在宅ワークで稼ぐ術」
AIを活用してアウトプットの価値を高め、稼働時間を削る
最近の副業において、作業スピードや効率を上げるために「AIの活用」は絶対に避けて通れません。僕自身も、AIを活用することで自分の稼働時間を最小限に抑えつつ、納品物の価値を高める取り組みを行っています。
コンサルティングや資料作成の案件を例に挙げると、以下のようなプロセスでAIを組み込んでいます。
1.思考の音声吐き出し&テキスト化
自分でゼロから文字を書いたり資料を構成しようとすると、莫大な時間がかかります。そのため、クライアントとの打ち合わせ音声や、自分一人で思考を整理する「一人語り」をまず録音し、AIで一気にテキストへ落とし込みます。
2.プロンプトによる資料化・文章化
抽出したテキストを基に、Claude(クロード)やGenspark(ジェンスパーク)などのAIツールに投入して資料や文章のベースを作成します。ただし、AIにすべてお任せで出力させると「いかにもAIが作りました」という味気ない資料になってしまいます。そうならないよう、適切なプロンプトを組んだ上で出力させ、最終的に自分の目でしっかりチェックと修正を行って納品します。
3.一次情報の収集とSNSアプローチ
「特定の業界や企業の生の声を聞きたい」という場合、TwitterやLinkedInなどを駆使してキーマンにアプローチします。ヒアリングした内容をAIで文字起こしし、一次情報としてレポートに添えてクライアントに納品すると、大変喜ばれます。クライアント自身ではやりづらい泥臭い調査やアプローチをツールとAIで自動化・効率化するわけです。
こうして作業プロセスをAI化できれば、自分の時間を切り売りすることなく、短い稼働で高い価値を提供できるようになります。
「どれだけ効率的に稼ぐか」からの脱却。ライスワークからライフワークへ
長年副業を続けてきた僕ですが、実は現在、過去ほど「どれだけ効率的に稼ぐか」という点には執着していません。
かつては本業企業の自社株買いや資金調達・返済などの必要性があり、ガツガツ稼ぐフェーズにいたこともありました。しかし現在はそのフェーズを抜け、副業に対するスタンスが変化しています。
ご飯を食べるために稼ぐ「ライスワーク」的な副業から、自分の興味や人間関係を重視する「ライフワーク」的な副業へのシフトです。
本業では挑戦できないような新しい領域に「ちょっと首を突っ込んでみる」、あるいは「この人の視点が素晴らしいからビジネスを手伝いたい」といった、興味ドリブン・人間関係ドリブンで関わるようになりました。そのため、現在はお金をもらわずに手伝うようなケースもあります。
また、最近僕が個人的に注目し、学びを深めているのが「製造業(モノづくり)」の分野です。
2010年代に僕が手がけていたソフトウェアやSaaSの世界は、市場が成熟してやり尽くされた感があり、差がつきにくくなっています。AI時代だからこそ、ITだけでなく「フィジカル」を伴うビジネスの重要性が増すと考えています。
将来的には、小さな製造業の会社をM&Aし、自分で仮説を持って事業を伸ばしていくような取り組みにもチャレンジしたいと構想しています。