知っておきたい!外貨投資で利益を狙うヒント

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円安のニュースなどをよく耳にするようになったことで、外貨への投資に関心をお持ちの方が多いかもしれません。外貨投資は、為替相場の変動や通貨間の金利を利用して利益を狙うもので、資産運用の一つの有力な選択肢と言えます。

ここでは外貨投資の基本や、賢く利益を狙うためのヒントを紹介します。

目次

知ると衝撃!外貨預金は利益が出ない?

外貨への投資というと、外貨預金を思い浮かべる人が多いでしょう。

円を預けて外貨建てで預金するもので、米ドル、ユーロ、豪ドル、NZドル、ポンドなど、さまざまな通貨で預金できます。金利は通貨によって違うので、得られる金利収入も通貨によってさまざまです。

米国の政策金利と、外貨預金の金利

外貨預金の金利は、基本的に通貨を発行している各国の中央銀行が決める政策金利と呼ばれる金利の水準を基に設定されます。例えば、2023年2月現在の米国の政策金利は4.75%で、日本の-0.10%より高い水準なので、米ドル預金の金利も日本円預金より高くなっています。

しかし、日本の主な大手銀行の米ドル普通預金の金利は、年0.010%に過ぎません(2023年2月20日時点)。円預金(年0.001%)より高いとは言え、あまり大きな利息は期待できません。さらに外貨預金では、円を外貨にして預けるときや、外貨を円に戻して引き出すときにかなりの手数料がかかるため、利益がなかなか積み上がりません。

FXではスワップポイントを得られる

そうした問題を避けるには、FXが有効です。FXにおいては、外貨預金の利息に概ね相当する「スワップポイント」が発生します。

これは、たとえば日本円のような金利の低い国の通貨を売って、それよりも金利の高い国の通貨を買うことで、2国間の金利差で生じた調整額を原則毎営業日に受け取るものです。このスワップポイントは、外貨預金の金利と比べてかなり高いことが多いだけでなく、外貨預金を預けたり下ろしたりする場合に必要な手数料に相当するコストもありません。

外貨投資におすすめの高金利通貨

外貨に投資する際に大事なのは、投資する通貨の特徴や値動きの傾向を把握することです。米ドルよりも金利の高い通貨はたくさんあります。

その代表例がメキシコのペソで、日本でも多くの投資家が取引しています。金利が高いのは、主要な通貨に比べて為替変動リスクが高いことなどが背景になっています。

2022年の騰落率を比較

ここで2022年の米ドル円とメキシコペソ円の騰落率をチャートで見てみましょう。

オレンジのラインで示した米ドル円が+13.42%、青で示したメキシコペソ円が+19.28%と、メキシコペソ円の騰落率が高かったことが分かります。

出所:TradingView

金利差の動きをフォロー

続いて、米国とメキシコの金利差を比べてみましょう。

2023年2月現在の政策金利は、米国が4.75%、メキシコが11.00%です。

2022年1月から最近までどちらも上昇傾向にありますが、金利差は拡がっていて、メキシコペソで利益が得られる可能性が高まっています。

2022年に10万円をメキシコペソにFXで投資していたら?

2022年1年間のメキシコペソ円の上昇局面で、10万円分メキシコペソ円に投資していたら、どれくらいの利益になっていたかをシミュレーションします。始値が約5.6円、終値が約6.7円なので、1年で約1.1円上昇しました。

仮に10万円で健全に運用する、つまり史上最安値の約4.2円になってもロスカットにならないようにするなら、取引数量は5万ペソくらいが妥当です。この場合、1年間に得られた利益は約5.5万円ということになります。これにスワップポイントも加わりますので、2022年にタイミングよくメキシコペソ円を取引していたら、このようなハイリターンが狙えたわけです。

メキシコ経済とメキシコペソの今後の見通し

そもそもメキシコはどんな国なのでしょうか?基本的な情報を知ることで、メキシコペソへの投資に関心が高まるかもしれません。

メキシコ 基本データ

人口 1億2,601万人(2020年国立統計地理情報院)
経済成長率 3.0%(2022年通年の実質GDP成長率・国立統計地理情報院)
インフレ率 前年同月比7.82%(2022年12月)
政策金利 11.00%(2023年2月時点)
信用格付け ムーディーズ:Baa2
スタンダード&プアーズ:BBB
フィッチ:BBB-

メキシコは、北アメリカ南部に位置し、近年、堅調な隣国米国の経済に牽引されて大きく経済成長を遂げています。2022年通年の実質GDP成長率は3.0%、2022年12月のインフレ率は前年同月比7.82%と高めです。人口は日本と同じくらいですが、メキシコは若年層の比率が高く、今後も持続的な経済成長が期待できます。金や銀、銅、亜鉛などの豊富な鉱物資源のほかに、石油や天然ガスも産出する資源国で、貿易はそれらの輸出に大きく依存しています。メキシコの経済は、最大の輸出先である米国との貿易に大きく影響されるため、将来にわたって米国と良好な関係を維持できるかどうかが鍵になります。

政策金利に関しては、2023年2月時点で11.00%と、トルコリラや南アフリカランドなどの通貨よりも高いため、これら通貨より多いスワップポイントが期待できる状況です。その分、経済の安定性が懸念されますが、メキシコの信用格付はBBB(スタンダード&プアーズ長期格付け)と、これらの国より高く、国家が破綻するリスクは低いと考えられています。

 

信用格付とは?
債券を発行する企業や国の利金や償還金の支払い能力(信用力)をランク付けしたもの。

投資をする際の信用リスクを測る重要な指標のひとつ。

スタンダード&プアーズ 長期発行体格付け

 

 

メキシコペソ円月足チャート(2010年1月~2023年2月)

出所:TradingView

2023年2月14日現在、メキシコペソ円は7円台前半で推移しています。コロナショックの影響で2020年の2~3月にかけて大きく値を下げ、一時4.2円台まで下落しましたが、その後復調して右肩上がりに推移しています。

メキシコペソは高金利通貨でありながら、値動きがトルコリラや南アフリカランドなどより穏やかで、中長期の外貨投資に向いている通貨と言えます。

メキシコペソの取引におすすめのFX会社

メキシコペソを取引できるFX会社はいくつかありますが、各社によって力を入れている通貨ペアが違います。その中でおすすめなのがセントラル短資FXです。

老舗のFX会社

セントラル短資FXは、金融業界で100年以上の実績を持つセントラル短資グループのFX会社で、2002年に創業しました。20年以上の歴史を持つFX会社で、老舗ならではの信頼性、透明性の高い取引環境と豊富な情報、ハイレベルなサービスが揃っており、初心者にもおすすめです。

コストが低く、スワップポイントが高い

FXの実質的な取引コストにあたるスプレッド(売値と買値の価格差のこと)が業界最狭水準に設定されていて良心的です。スワップポイントが高水準なのも魅力的です。

2023年1月の実績では、メキシコペソ円を10万通貨買った場合、1日当たり189円のスワップポイントが得られます。仮に10万通貨を1年間保有し続けると、(スワップポイントが変動しないとするならば)68,040円のスワップポイントが受け取れる計算です。

1,000通貨の少額取引も可能

セントラル短資FXでは多くの通貨ペアを1,000通貨単位から取引でき、少額から投資を始められます。高金利で人気のメキシコペソ円も1,000通貨単位から取引できます。例えばメキシコペソ円相場が7円だとすると、約280円程度から取引を始めることができます(レバレッジを25倍にした場合)。

学べるコンテンツが充実

初心者に優しい環境を提供しているところも、セントラル短資FXの魅力です。為替のスペシャリストによるセミナーやコラム、相場分析の動画など、FXを基礎から応用まで学べる情報コンテンツが充実しているので、投資スキルを高めながら利益を追求できます。

会員限定のお得なサービス「クラブオフ」

セントラル短資FXには、「クラブオフ」という会員限定のサービスが用意されています。

口座を開設すると、毎日の暮らしや余暇が充実する多彩なサービスを優待価格で利用できます。ジャンルは、宿泊施設、レジャー施設、映画館、レストラン、育児・介護サービスなど多岐にわたります。例えば、ホテル・旅館を宿泊費最大90%オフで利用することもできます(諸条件あり)。資産運用しながらお得なサービスを得られるのは、嬉しいポイントです。

まとめ

外貨への投資を考える場合、FXでスワップポイントを狙いながら中長期的な視点で運用するのがおすすめです。

メキシコペソのような金利の高い通貨で買いポジションを持てば、外貨預金より多くの利益を狙えます。スワップポイントはFX会社によって異なるので、FX会社選びが何よりも大事です。魅力的なスワップポイントを提供しているセントラル短資FXでメキシコペソ円の取引を始めてはいかがでしょうか。

 

 

■注意事項およびリスク開示
店頭外国為替証拠金取引においては、預託した証拠金の額を大きく上回る額の取引を行うことも可能ですが、外国為替相場や金利の変動等により、預託した証拠金の額を上回る損失が生じる可能性もあります。取引証拠金として、想定元本の4%(「法人口座」は法令等で規定する方法で算出した為替リスク想定比率)以上の額の必要証拠金を予め預託いただく必要があります。取引レート、両替レートおよびスワップポイントの売値と買値には差が生じます。取引手数料は無料、受渡手数料は1万通貨につき500円、顧客報告書発行手数料は無料(郵送の場合のみ、1件につき1,100円)です。取引に際しては、「店頭外国為替証拠金取引説明書」等の内容を十分にご理解いただき、ご自身の判断と責任においてお取組みください。

セントラル短資FX株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第278号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会

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