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「第二次世界大戦中も株価は2桁成長していた」著名投資家が語る「2026年下半期に絶対に避けるべき」保守運用

(c) AdobeStock

 「S&P500は、8000の大台に乗る」ーー物価高や景気悪化が叫ばれる2026年下半期、市場の悲観論を裏切る予測を立てるのが、貯蓄ゼロから個人資産3億円を築いた「ライオンじゅんさん」こと、金盛潤一氏だ。

 過去100年で3回しか起きていない異例の「歴史的相場」が、いま目の前に到来しているという。様子見や全額現金化がなぜ最大の損失につながってしまうのか。

 そこで今回は、金盛氏に二極化が進む巨大テック株の選び方や、投資のストレスを最小限に抑える具体的なアセット分散法など、2026年下半期を乗り越えるための投資攻略法を伺った。

 みんかぶプレミアム「物価高?景気悪化?それでも勝ち残る投資術」第4回。

目次

2026年後半、S&P500は「8000の大台」

ーー物価高や世界的な景気後退が懸念され、「株価上昇もいよいよ頭打ち」との悲観的な声もあります。2026年下半期の投資環境をどう見ていますか。

 2026年1月頃の段階では、米国株は少し弱含むかもしれないと予想していました。ですが、イラン戦争などを機に市場の流れが大きく変わったと感じています。

 結論から申し上げますと、下半期も株価は上昇していくと思います。

 日本国内でも、春先からスーパーに並ぶ食料品や日用品で10%規模の値上げが相次ぎました。今後も物価の上昇は止まらないでしょう。世界的にインフレが進行する一方で、株高も同時に進んでいくのがメインのシナリオです。

 例えば米国のS&P500指数は、現時点ですでに年初来で約8%の上昇を見せています。ここから年末にかけてさらに伸びて10%から15%ほど上昇し、2桁成長に乗る可能性も十分に考えられます。

 仮に15%上昇するシナリオであれば、S&P500は7000台後半から8000の大台に乗せてもおかしくありません。

 もしこれが実現すれば、4年連続の2桁成長となり、歴史的に見ても極めて珍しい相場になります。

過去100年で3回のみ。「歴史的相場」が到来中

ーー地政学リスクや景気後退の懸念がくすぶる中で、相場が上がり続けるとの見方には少し楽観的すぎる印象も受けます。過去にそうした悪条件の下で株高が続いたケースは実際にあるのでしょうか。

 過去100年間を振り返ってみても、4年連続で2桁成長を記録したのはわずか3回しかありません。今回実現すれば4回目になります。

 興味深いのは、過去の事例の中に第二次世界大戦中が含まれている点です。

 当時も景気後退期に陥っていましたが、株価はしっかりと上昇しました。

 したがって、「戦争中だから株価は下がるはず」「景気後退だから株安で終わるに違いない」と決めつけることはできません。

 足元の経済指標を確認しても、米国の失業率が極端に悪化しているわけではなく、非製造業の指数も悲観するほどの数字ではありません。雇用も堅調に推移しています。

 こうした状況を踏まえると、2026年後半も株価は上目線で捉えるのが自然な判断だと考えます。

 ただ、5年連続の2桁成長となると、過去100年で1度きりのバブル期にしか起きていない現象です。

 来年あたりには浅いリセッションや一時的な調整が入る展開は、あらかじめ念頭に置いておく必要があります。

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この記事の著者
金盛潤一(ライオンじゅんさん)

1991年生まれ。富山県出身。大阪大学、大阪大学大学院を経て新卒で商社に勤務。その後、保険外交員→個人投資家として独立。30歳で投資運用金額6000万円。32歳で運用額2億円を超えFIREを達成。現在の運用資産は3億円を超える。米国株投資スクール「Financial Free College(FFC)」の講師も務める。Voicyチャンネル「ライオンじゅんさんの米国株が最強」を運営。Xアカウントは@kanamorijunichi

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