年収500万円の会社員が5年で家賃年収1億円に。不動産投資で融資が通りやすくなる「2つの条件」
「会社員が不動産投資なんて、本当にできるのか」——そう感じる人は少なくないのではないでしょうか。数千万円単位の借り入れ、空室リスク、修繕費、金利上昇。株式投資や新NISAと比べても、不動産投資はどこか“お金持ちだけの世界”に見えてしまう。
しかし、29歳から不動産投資を学び始め、30歳で最初の1棟アパートを購入したハオ@サラリーマン大家氏は、現在16棟157室を保有し、家賃年収は1億円規模に達しているといいいます。もともとは会社員として働きながら始めた不動産投資が、人生の選択肢を大きく広げました。
では、なぜ同氏は株式投資や投資信託ではなく、不動産投資を選んだのか。年収500万円の会社員が最初の1棟を買うには、どれくらいの自己資金が必要なのか。今回は、会社員が不動産投資を始める現実的な第一歩について聞きました。全5回の第1回。
みんかぶプレミアム特集「サラリーマンの副収入術 」
目次
サラリーマンと不動産投資は相性がいい
私が不動産投資を勉強し始めたのは29歳のときです。最初の1棟を買ったのが30歳なので、そこからおよそ5年で、現在は16棟157室まで規模を広げてきました。家賃年収でいうと1億円ほどで、月の税引き前キャッシュフローは、修繕費やいろいろな費用を考えても、手元に200万円くらい残るイメージです。
もともとは東京の三大海運会社で働いていました。仕事はかなり忙しく、本当に「仕事に生きている」という感覚でした。その後、福岡に戻ることになり、働き方が変わったことで、少し時間に余裕が出てきたんです。
父が自営業で事業をしていたこともあり、心のどこかで「いつか自分もビジネスをやりたい」という思いはありました。そこでいろいろなビジネスを調べていくうちに、会社員と不動産投資はかなり相性がいいと気づきました。
金融機関から見ると、会社員の給与収入や勤務先の信用は大きな評価材料になります。これは、会社員が自分では気づきにくい強みだと思います。
初購入は4800万円の1棟アパート。それでも怖くなかった理由
最初に購入した物件は、福岡の博多駅から歩いていけるくらいの場所にある、4800万円ほどの1棟アパートでした。部屋数は6部屋で、築年数は8年程度。築古ではなく、比較的新しい物件でした。
いきなり4800万円の物件を買うのは怖くないのか、とよく聞かれます。ただ、結論から言うと、私はあまり怖くありませんでした。むしろ「1秒でも早くアパートが欲しい」と思っていたくらいです。
なぜ怖くなかったのかというと、圧倒的に勉強したからです。本は毎日のように読み、少なくとも100冊くらいは読んだと思います。
さらに、実際に会社員をしながら不動産投資をしている人たちの話も聞いていました。彼らが買う前にきちんと調査し、収支計算をして、手堅く規模を広げている姿を見ていたので、「正しい手順を踏めば破綻するものではない」というイメージがあったんです。