どんな資産形成をするかは「目的」「余剰資金」「リスク許容度」で考えよう みんかぶ編集室 2021.07.02 資産形成のはじめ方 資産形成の方法は、人それぞれで異なります。どこに重きを置くのかでも変わります。ここでは、資産形成で必要なことと合わせて「自分に合う資産形成」の選び方についてお伝えします。 目次資産形成を行う上で必要な3つの観点資産形成の代表、iDeCoとNISAまとめ 資産形成を行う上で必要な3つの観点 資産形成は「貯蓄」と「運用」から成り立ちます。いかに資産をこれらに配分活用していくことが重要です。それにあたって必要なのが、「目的の明確化」、「余剰資金の管理」、「リスク許容度の把握」です。 目的の明確化 目的の明確化とは、「なぜ資産形成をするのか」をはっきりさせるということです。 目的を明確にすることで、あなたに合った資産形成の形をとることができます。 資産形成を始めるにあたって、まずは「目的」「期間」「金額」をはっきりさせましょう。 その資産形成は老後資金のためなのか、教育資金のためなのか、とりあえず資産を増やしたいのか。 期間としては5年後なのか、10年後なのか。そしてその時いくら必要なのかを明確にすることが大切です。 これらを明確化することで、あなたの資産形成のスタンスが定まり、ブレが生じにくくなります。 余剰資金の管理 余剰資金とは、現金資産のうち、生活費や緊急時・非常時の備えとして必要なお金を引いた資金ということです。 資産運用に充てられる額や比率は、その人の資産の状況によって様々ですが、無理のある運用をしないことは共通事項です。余剰資金を増やすために、無理な生活をすると、かえってリスクが高まることもあります。 あなたの生活に見合った資産形成をするには、資産における余剰資金の比率に注目しましょう。資産が増えるとともに余剰資金の比率が高まるため、余剰資金に見合った金額を運用することが、あなたの生活に見合った資産形成に繋がります。 リスク許容度の把握 資産形成をするにあたって、リスク許容度についての理解も必要です。 リスク許容度とは、現在保有している、もしくはこれから購入予定の資産に変動が生じた場合に、どの程度の下落まで受け入れられるかを測るものです。 中長期的な資産形成を目指すにあたって、ご自身のリスク許容度を知ることで、どの程度の不確実性を受け入れるかをあらかじめ把握することができ、短期的な損益に振り回されずに資産形成の目的達成に近づけることができます。 ただし、これらの要素は時期とともに変化していきます。数年に一度でも構いませんので、定期的に「自分の今のリスク許容度」をチェックすることで、より良い資産形成を行うことができます。 資産形成の代表、iDeCoとNISA 資産形成にはどのようなものがあるのか。簡単なものを2つご紹介します。 iDeCo(イデコ) iDeCo(個人型確定拠出年金)は、老後の資産形成に向いています。この制度では、自分が拠出した掛け金を毎月積み立て、自分で選んだ商品で長期にわたって運用することができます。 20歳以上60歳未満の方々が加入でき、60歳以上かつ加入期間10年以上の方が年金または一時金として受け取ることができます。掛金が全額所得控除になり、運用益も非課税になるだけでなく、受取時にも税制優遇が使えるなど、税制優遇措置も豊富です。 NISA(ニーサ) NISA(少額投資非課税制度)では、「一般NISA」「つみたてNISA」「ジュニアNISA」がありますが、どれも少額取引・中長期運用に向いています。 こちらの制度にも税制優遇があり、1年間で投資できる上限額の範囲内では、運用益が非課税になります。「一般NISA」「つみたてNISA」は、20歳以上の方が加入可能で、いつでも資金を引き出すことができます。種類によって年間投資上限高や非課税期間・投資対象が変わってくるため、ご自身にあったものを選びましょう。 この他にも、資産形成には様々な種類があります。ご自身の状況にあわせて、あなたに合う運用をすることが重要です。人生には様々な節目があり、それぞれのライフイベントを豊かに過ごすため、なるべく早い段階から将来に備えて資産形成をする計画をたてていきましょう。 まとめ 今回は資産形成をする前に考えておきたい「3つの項目」について紹介しました。 「目的」「資金管理」「リスク許容度」を整理した上で、自分が続けられそうな資産形成にチャレンジしてみましょう。 この記事はいかがでしたか?感想を一言!