ESG投資(いーえすじーとうし)
ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字を取ったものです。社会や環境を意識した投資は、同時に財務リターンも高く、また投資リスクが小さいという考え方に基づき、運用されています。
ESG投資が大きく注目されるきっかけとなったのは、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)という厚生労働省所管の独立行政法人が、2017年7月3日にESG投資を開始したと発表したためです。
ESG投資に似た概念として、SRI(Socially Responsible Investment:社会的責任投資)という言葉があります。SRIとは投資という行動を通じて、社会の持続可能性を高めようという考え方で、倫理的な価値観を重視します。これに対しESG投資は、長期的にリスク調整後のリターンを改善する効果があるとされています。