アライアンス・バーンスタイン・エル・ピー(あらいあんす・ばーんすたいん・える・ぴー)
資産運用業務で50年以上の経験を有する世界有数の資産運用会社で、多彩な投資商品やサービスをグローバルに展開しています。約190名のアナリストを有する業界屈指の運用体制を持っています。(2018年9月末現在)
アライアンス・バーンスタインでは、リスク管理は受託者責任の重要な一部と捉えており、全ての従業員がそれぞれの役割の中でリスク管理の責任を負います。グローバル・リスク管理部門は、全体の枠組み、指導、独立した監視機能を担います。アライアンス・バーンスタインは、リスク管理の中でも運用リスク、オペレーショナル・リスク、カウンターパーティ・リスク、モデル・リスクの4つの分野に重点を置いています。
シニア・マネジメントで構成され、アライアンス・バーンスタイン全体のリスク問題およびその軽減優先順位について検討・討議するシニア・マネジメント・リスク監視委員会は、四半期毎に開催されます。
①運用リスク:ポートフォリオのリスク管理は第一義的にポートフォリオ・マネジャーが担います。リスク管理部門は、より広範なチェック&バランス機能の一部として、会社全体の視点から総合的なエクスポージャーやリスクが管理されていることを確認するために独立した監視を行います。
②オペレーショナル・リスク:オペレーショナル・リスクの管理は、第一義的にライン・マネジメントが担い、各戦略部門の長が監督責任を負います。リスク管理部門は、各種社内委員会、ツールや手法の開発、一貫した会社全体の方針や慣行を通じ、内部統制と監視業務を行います。
③クレジット/カウンターパーティ・リスク:クレジット/カウンターパーティ・リスクの管理は、リスク管理部門により組織されるクレジット/カウンターパーティ・リスク監視委員会によって行われます。同委員会はトレーディング、リサーチ、リーガル・コンプライアンス、オペレーション等の組織によって構成されます。同委員会はカウンターパーティ・リスク管理方針の策定、カウンターパーティの承認、取引状況のモニタリングを行います。
④モデル・リスク:アライアンス・バーンスタインではモデル管理方針を定めており、モデル・リスク・チームは、運用部門と協働して、同管理方針のガイドラインに沿った管理・運営を行っております。モデル・リスク管理責任者はデューデリジェンスや定期的なレビューを通じて、運用に関るモデルの開発と実行に対する評価などを行っております。