EBITDA(いーびっとでぃーえー)
EBITDAはEarnings Before Interest Taxes Depreciation and Amortizationの略で、イービットディーエーやイービットダーと呼ばれます。
企業の事業からどれだけのキャッシュフロー(税金を支払う前)が創出されたかを示す指標のことを言います。
●計算式 EBITDA(円)=税前利益+減価償却費+支払利息
上記の算出方法の代わりに、営業利益と減価償却費を合算する方法も用いる場合もあります。
先行投資を行えば行うほど営業利益や当期利益は減少してしまいますが、EBITDAは営業利益に減価償却費を足し戻していることから、将来のために大きな設備投資をしている企業(たとえば鉄鋼、通信、運輸、電力など)を評価する際に適していると言えます。
また、この指標の特徴は金利や税率などに影響を受けないため、グローバルな事業展開を行っている企業や外国企業と比較する際に有効だと言えます。
この場合、売上高に対しEBITDAの割合がどれほどなのか(EBITDAマージン:EBITDA÷売上高×100)を知ることで、より事業の実態に即した利益率を判断することができると言えます。