ピップス(ぴっぷす)
pipsとはFXの値幅を表す際に使用する単位で、その通貨の最少単位の「100分の1」を表しています。
【pipsって具体的にいくらなの?】
・対円通貨の場合(米ドル/円、豪ドル/円、ユーロ/円など)「1円の100分の1=1銭」なので「1pips=1銭」となります。
・対米ドル通貨の場合(ユーロ/米ドル、英国ポンド/米ドルなど)「1セントの100分の1=0.01セント」なので「1pips=0.01セント」となります。
【どんな時にpipsを使用するの?】
最初から「銭」や「セント」で表せば良い、と思う方もいらっしゃるとは思いますが、pipsで表すと対円通貨でも対米ドル通貨でも同じ単位であらわすことができるメリットがあります。決済注文を発注する際には、レートではなくpips(値幅)で指定すれば通過ごとの単位を考慮しなくても指定できるので、複数の通貨を取引する方からすると大変便利な単位です。他に、スリッページを設定する際にもpipsが使われていることがほとんどです。