資源税(しげんぜい)
正確には、資源超過利潤税(RSPT)。オーストラリアが2012年7月からの施行を予定する新税制。
資源プロジェクトの超過利潤に対して、40%の税率を適用。残りの利益に関して、30%の通常法人税を適用するという仕組み。法人税に関してはRSPTを原資として、13年、14年と1%づつ引き下げを行い、28%とするされており、鉱業大手などが負担する税率は計56.8%となる。石油や天然ガスなどについては既に同様の仕組みである「石油資源使用税(PetroleumResourceRentTax)」が課せられており、今回の税制改革で、同じく天然資源である鉱業分野にも同仕組みを適用しようとする物。