単純移動平均線(たんじゅんいどうへいきんせん)
価格の動きを滑らかな線で示すことで、値動きのトレンドを明らかにする指標。別名として「単純」という言葉を略した「移動平均線」がある。
対象とする時点から、あらかじめ定めた個数のデータを取り出して平均化した値を結ぶことで作成される。
たとえば、10日間の終値の単純移動平均線とは、直近10日間の終値の平均値を結んでできた線を意味する。
テクニカル分析では、単純移動平均線を作成する際に、平均化する際に用いるデータの個数として短期(5、10)中期(21、50)長期(100、200)など様々な個数が利用される。
単純移動平均線は、値動きが上昇しているときにはサポート線として、下降しているときはレジスタンス線として利用される。