エンベロープ(えんべろーぷ)

移動平均線に対して上下に一定の割合で乖離させた値を結んだ線のこと。

移動平均線とあわせて描くと、移動平均線を中心として上下に一定の割合で乖離した線が2本描かれ、上下のエンベロープの線が値動きのバンド(帯域)を示すようにみえる。乖離率として、2%、3%、5%、10%がよく利用される。

行き過ぎた価格は、いずれ平均に回帰するとの考えから、上下のエンベロープの線に価格が近づくと、価格は反転し、中心にある移動平均値に近づくと考える。