システムトレード(しすてむとれーど)
一定の売買ルールを定量的に策定し、それに従って売買を行う取引手法。
一般的にはテクニカル分析の指標などを利用し、指標がどういう状況になったら買う(もしくは売る)というルールを決めて、売買を行う。売買ルールは、過去の相場状況のデータを用いて検証(バックテスト)できる。取引に際し、投資家の裁量的判断を廃することができることも長所。
ルールに基づいて機械的に売買の行うという手法自体を指しているため、プログラムによる自動売買だけでなく、実際の取引は投資家によって手動で行われる場合でもシステムトレードとなる。また、ルールに基づいて行うシステムトレードに対して、投資家自身の考えや思惑に基づき判断して行う取引を裁量トレードと言う。