指値注文とは

ひとこと解説
- 指値注文とは、自分の入手したい価格で購入する購入方法
詳しく解説
今回は指値注文について解説していきます。指値注文の特徴は、自分の入手したい価格を指定して購入する売買方法です。この売買注文は自分が欲しい価格で購入するときに使われるものです。では、8月6日のヤフー(4689)を例に指値注文について解説していきます。

今回、Aさんが433円で購入したかったとします。この時ヤフーの株価が437円から433円まで下落した場合、取引が成立します。ただし、433円まで下落しなかった場合には、ヤフーの株を手に入れることができません。
ここで一度、成行注文と指値注文のメリットとデメリットについてまとめます。
注文方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
指値 | 希望した価格で買ったり売ったりできる | 株価が希望した価格でなければ、売買できないので、売買のチャンスを逃すことがある |
成行 | 注文さえ出せばすぐに買ったり売ったりできる | 想定外の株価で取引が成立する場合がある |
寄付きの場合は成り行き注文が最も早く取引が成立させられる可能性が高かったのでしたね。ただ、前回のパナソニック(6752)の例であったように取引が成立しても自分が望む価格で手に入るかは分かりません。
一方、指値注文の場合、寄付きの場合約定が成立するかは分かりません。上記のヤフーの例のように過剰な値段を指定しても成立しないケースもありますので売買を行うときは、この点も考慮に入れてください。