キャピタルゲインとは

みんかぶ編集室
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ポイント

  • キャピタルゲインとは保有する資産が値上がりすることにより得られる収益。値上がり益。
  • キャピタルロスとは保有する資産が値下がりすることにより発生する損失。
  • 「利食い千人力」という株式格言のとおり、ある程度で利益を確定させるのが賢明

株式投資の魅力!キャピタルゲイン(値上がり益)

株式投資での資産運用では、まず利益の出る投資を知る必要があります。そして利益を出すには、投資した株式の価格が上昇しなくてはなりません。

企業価値が上昇する前に投資をして、上昇した後に株式を売却する。
これを株式投資業界では「キャピタルゲイン(株式売却利益)」と呼びます。

株式投資では、一般的にこのキャピタルゲイン目的で投資を行う人がほとんどです。このページではそんなキャピタルゲインを狙うにはどんな投資がおすすめなのかをご紹介していきます。

目次

キャピタルゲインとは

キャピタルゲインとは、「値上がり利益」のことです。
1000円で100株買った企業の株価が1500円になった時に売った場合、500円分の値幅に100株を乗じた50000円が値上がりによる利益になります。

キャピタルゲイン計算方法の例
購入時 1,000円×100株=10万円
売却時 1,500円×100株=15万円
値上がり益 15万円ー10万円=5万円

株式の値段は上がったり下がったりしますが、株式を購入した金額よりも高い値段で株式を売った場合には、その差額が利益となります。この利益をキャピタルゲインというのです。

キャピタルゲインの画像

一方で企業に投資を続けている間に企業から定期的に支払われる配当などはインカムゲインと呼ばれます。 長期保有で資産運用を行う長期投資の場合にはインカムゲイン目的の投資をする投資家も多数存在しています。

キャピタルゲイン狙いなら「小型株」がおすすめ

個人投資家の場合は、潤沢な資金を用意できない人も多いでしょう。
そのため、効率的に大きなキャピタルゲインを狙うためには、株価の動きを知っておく必要があります。

株式では時価総額の大きさを企業の大きさや株価の重さをはかる指標として見ることができます。

時価総額が大きいと、株価の動きは安定的で動きづらくなります。 一方で、時価総額が小さな企業はちょっとしたニュースでも株価が大きく動きやすくなります。

具体的には数十億円〜500億円未満程度の株式は小型株と呼ばれます。
小型株は通常は多くの投資家に取引されないため目立つことはありません。

しかし、企業に良いニュースが出ると多くの投資家の資金が集まってくるので一気に株価が上昇しやすくなります。

そうなると、大型株ではなかなか見ることのできない株価が短期間で2倍になるようなことも頻繁に発生します。

一方で大型株は、有名で安定しているように思えますが、株価も安定傾向にあるので値幅を取ることが大変難しくなります。
短期間で10%程度の値上がりはなかなか見込めないため、どちらかといえば長期投資に向いています。

安定的な配当や優待などを狙いたい投資家にとっては小型株よりも大型株のほうが向いている面もあります。

大型株でもキャピタルゲインを狙えないこともないですが、おおきな企業であるほど値幅が出ない傾向がありますので、少額資金で投資を行う人には向いていません。

銘柄の選び方:キャピタルゲイン狙いの投資方法

さて、キャピタルゲインを得るにはあくまで買った株の株価が上がることが第一となります。そのため、基本的なスタンスとして安く買って高く売ることが必要です。

この項目ではキャピタルゲイン狙いの投資の仕方、株の選び方として2つほどご紹介していきます。

1 好業績株の上昇トレンド狙い

まず押さえておきたいことは、業績が良い株を選ぶということです。これは基本中の基本です。

株式の中には、業績が悪い株でもなぜか株価が上がるものがあるのですが、そのような株式はふとしたキッカケで値下がりをしてしまい、損失につながることがしばしばあります。

バイオ株のように、業績が赤字であっても株価が大きく上がる株というのは、個人投資家にとっては魅力的です。しかし、バイオバブルが弾けると、凄まじい急落が待っています。

そのため初心者の場合は、大きな損失を避けるために、地に足をつけた投資をするために業績好調株を選ぶようにした方が良いでしょう。

業績好調株は高騰、暴落をすることが少なく、長い時間をかけて株価を押し上げていく傾向にあります。
緩やかな下落と上昇を繰り返しながら株価が上がるので、値動きはそれほど激しくはありません。

下記は物語コーポレーションの株価チャートです。

物語コーポレーションの株価チャートの画像

事業が好調な企業は、年4回出す決算発表においてもあらかじめ業績を上振れさせたり、通年の予想を上方修正させます。

そのような銘柄は、今後も順調に買われやすくなります。

もちろん、好業績が失速してしまうこともありますので、そのあたりの見極めは必要になってきますが、少なくとも業績悪化株を買うよりも安心感があります。

2 IPO株の長期成長狙いの投資

株式市場に上場したばかりの株式はIPO(新規公開株)として投資家から注目されます。

市場に出たばかりのため資金がそれほど集まらない株式でも、時間を経て徐々に投資家から支持される銘柄も数多くあります。

最近話題のテーマ性のあるIPO株はもちろんのこと、昔ながらのメーカーや運輸、外食などもIPO上場後に株価を大きく伸ばす銘柄が多数存在しています。

一般的には成長性が高いと思われる株式は割高な株価で上場し、成長性が低いと思われる株式は割安な株価で上場します。
後者は人気度合いが低いのですが、上場後に業績好調が継続されると株価が時間を経る度に上がっていきます。

銘柄によっては上場した後にファンドなどの機関投資家によって買われることあり、そうなると株価は安定的に値上がりを続けやすくなります。

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IPOカレンダー

欲をかかず利益確定することが重要

株式格言に「利食い千人力」という言葉があります。
利益が出ている場面で、さらに追うようなことはせず、ある程度で利益を確定させるのが賢明だという教訓です。

キャピタルゲイン狙いの場合、さらに利益をたくさん出したい気持ちが強くなり、なかなか利益を確定させないという人がいます。

しかし、いくら評価利益が伸びても利益を確定させなければ、株価もそのうち下がってしまうこともあります。
キャピタルゲインは利益確定させてこそ生まれます。必ず覚えておきましょう。

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