出来高とは

ひとこと解説
- 「出来高」とは売買が成立した株数のこと
- 今後の相場の動きを掴むのに重要な指標のひとつ
- 出来高は東証1部の銘柄が多い傾向にある
- 出来高がいきなり増えることがある(例、好業績、会社の不正、思惑、仕手株など)
詳しく解説
出来高とは、株式の売買が成立した株数のことをいいます。この出来高とは、その株式の人気度を示しており、売買を行う際の参考となります。一般的に人気の高い銘柄は出来高ベースで見た場合、東証1部に名を連ねているものが多くなっています。

たとえば、みずほフィナンシャルグループ(8411)の場合、1日およそ1,000万株程度の売買があります。このように出来高はその会社の人気度を示しており、多くの場合売買の参考にされています。
出来高ベースでよく上位にランクインする銘柄について、以下の表にまとめました。
コード | 銘柄 |
---|---|
8411 | みずほフィナンシャルグループ |
6753 | シャープ |
8515 | アイフル |
1821 | 三井住友建設 |
3103 | ユニチカ |
5202 | 日本板硝子 |
8306 | 三菱UFJフィナンシャルグループ |
※ユニチカについては債務超過のリスクが高いため、売買推奨はしません。
出来高について、東証1部の銘柄が多い傾向ですが、出来高が急増するケースがあります。それは①会社の業績が前年よりも良かった場合や、②会社の不正や業績悪化が明らかになった場合、③何らかの思惑、④仕手株など、いくつかの理由がありますので売買を行うときは注意して見てみてください。