証券会社の手数料はどのくらい違う?

ひとこと解説
- 証券会社の手数料はプランで違う
- 大手総合証券の手数料はネット証券の10倍以上
詳しく解説
株式売買の手数料は、証券会社によってどの程度違いがあるのかということは、投資金額や条件によって異なります。 現物取引では、例えば松井証券は1日あたり10万円までの株式売買手数料は無料になり、どの証券会社よりも安くなります。
ただ、10万円を超えると手数料は他のネット証券が安くなります。50万円を超え100万円までの松井証券の手数料1,000円に対し、GMOクリック証券では435円で半額以下になります。
また信用取引では、手数料を現物取引とは別計算とする証券会社も多くあります。信用取引では手数料の他に金利や貸株料もかかります。株式売買の都度手数料がかかるプランや、1日あたりの約定金額の合計によって手数料が決まるプランがあり、証券会社が同じでも手数料の違いがあります。
国内株式だけでも手数料形態はかなり複雑になっています。すべての取引において、一番安い手数料を求めることは現実的ではありません。
大手の総合証券での手数料はネット証券よりも高くなります。総合証券では店舗展開しているため、窓口や電話での相談が出来ますが、人件費などの経費が多くかかるため手数料が高くなります。
総合証券で100万円の株式買付注文をした場合、約1万円の手数料がかかります。また売却注文でも1万円かかり、往復で2万円の手数料がかかります。この手数料がネット証券のGMOクリック証券であれば、往復でも1,000円以下になります。
証券会社により多少の違いがありますが、ネット証券の手数料は大手の総合証券の手数料に比べ1/10以下になります。
個人の一般投資家は、総合証券よりも手数料が安いネット証券の方が利益を上げやすいでしょう。ネット証券の価格別手数料一覧はこちらです。